いつもご訪問、ありがとうございます(#^.^#)
ラブラドールのごはん研究家の、ロンままこと、神山惠子です。
さて、今日は、こちらの記事に対して
ツイートされたので、そのお返事を差し上げます
タコ、イカ、エビにはビタミンB1の破壊物質(チアミナーゼ)が含まれているため、
急性のビタミンB1欠乏症を起こす可能性があるそうです。
あと、血液に銅を多く含み、銅の過剰摂取となってしまいます。
知人宅のラブがタコで急性のビタミンB1欠乏症になりました。
とのことですが
記事のタイトルにもありますように
【わんこだって、たこ焼き♪】
です。
たこ焼きです(#^.^#)
タコ、焼いてありますし、スーパーのタコは茹でてあります。
さて、
問題のビタミンB1を破壊するチアミナーゼですが、
タコ、イカ、エビにはビタミンB1の破壊物質(チアミナーゼ)が含まれているため、
急性のビタミンB1欠乏症を起こす可能性があるそうです。
とありますが、
先ずタコ、イカ、エビのどういった状態だと、チアミナーゼが働けるのでしょうか?
答えは、
生
です!
そもそもチアミナーゼは、酵素=タンパク質なので
加熱すると失活します。
スーパーで売られている茹でタコをたこ焼きにした場合
チアミナーゼは失活していますので、
チアミンを破壊することはないと考えられます。
では、どういう個所にチアミナーゼが多く含まれているのでしょうか?
チアミナーゼは生の魚の内臓やわらび、ぜんまい、
ハマグリ、鯉、フナの内臓に多く含まれています。
多量摂取すればチアミン欠乏症になる場合もあります。
チアミン欠乏症の症状には、だるい、疲れやすい、脚気、浮腫み、
頸部筋肉の強直性麻痺等が挙げられますが、
チアミンを25mg注射すると24時間以内に正常に戻るようです。
知人宅のラブがタコで急性のビタミンB1欠乏症になりました。
とありますが、漁師のお宅のラブさんなのでしょうか?
やはり生のタコの頭、生の内臓にはチアミナーゼは多く含まれているので
過食すればチアミン欠乏症になる場合もあると思います。
しかし、チアミンを注射すれば元に戻るので、
病院に行かれる場合は、
何を、何時ごろ、どれくらい、食べたのかを把握しておくことは重要と考えます。
外飼いの場合、把握しきれない事もあるので、注意が必要な事もあります。
銅のお話はまた今度。。。
では、また明日。
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